化粧品検定1級対策 02 化粧品の原料

増粘剤とは?

液体にとろみをつけて感触を調整したり、使用性を向上したりする。また、水と油の分離を抑制したり、粉体の沈殿を抑制するの等の乳化の安定化を行うことが出来る。主に(A)や(B)(高分子)が使用されている。

水の増粘・ゲル化、油の増粘・ゲル化でも分類することが出来る。

  1. 水の増粘・ゲル化
    主に乳液、クリーム、美容液、ジェル、ボディ用洗浄料などに使われる
    • (A)
      キサンタンガム
      (a)
    • (B)
      カルボマー
      (b)
      (アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
      (c)
  2. 油の増粘・ゲル化
    主にクレンジング料、クリーム、リップグロス、マスカラなどに使われる
    • (A)
      (d)
    • その他
      (e)

問1. 空欄(A), (B)に入る言葉を答えよ。
問2. 空欄(a)~(e)に入る言葉を以下のリストから答えよ。
[カラギーナン、パルミチン酸デキストリン、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸Na、ポリエチレン]

答え

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問1. A. 多糖類, B. 合成ポリマー
問2. a. カラギーナン, b. ヒドロキシエチルセルロース, c. ポリアクリル酸Na (b, cは順不同), d. ポリエチレン, e. パルミチン酸デキストリン

被膜形成剤とは?

肌や髪、爪に塗布した後乾燥すると被膜を形成する成分であり、パック性の付与、スタイリング力の調整、メイクアップのもち向上、ネイル皮膜の付与のために配合される。主に(A)が使用される。

目的成分例用途
パック性の付与(a)
PVP
ピールオフパックなど
スタイリングの調整(b)ヘアスタイリング料など
メイクアップ化粧品のもち向上(c)
(d)
ファンデーション、マスカラ、日焼け止め
ネイル皮膜の付与(e)カラーエナメルなど

問1. 空欄(A)に入る言葉を答えよ。
問2. 空欄(a)~(e)に入る言葉について、下記リストの中から答えよ。
[(VP/VA)コポリマー、アクリルレーツコポリマー、アクリル酸アルキルコポリマー、ニトロセルロース、ポリビニルアルコール]
問3. 下線部①について、正式名称を答えよ。

答え

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問1. A. 高分子ポリマー
問2. a. ポリビニルアルコール, b. (VP/VA)コポリマー, c. アクリルレーツコポリマー, d. アクリル酸アルキルコポリマー (c, dは順不同), e. ニトロセルロース
問3. ①ポリビニルピロリドン

感触調整剤とは?

製品を触れた際に、伸びや厚みなどを目的とする使用感に調整するために配合される成分。粉状のメイクアップ化粧品は主にすべりを良くし、シャンプーにはすすいだ時のきしみ感を抑える事が出来る。

目的成分例用途
伸びやなめらかさなどの質感調整
すべり性の向上
きしみ防止・保湿間の付与

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